生きることを教えるロングセラー絵本 百万回生きたねこ
百万回生きたねこ
これは、有名な作品ですね。
猫が何度も生まれかわるお話です。
淡々と続くストーリーは、詩的な雰囲気で、ラストに向かって一定のペースで進みます。
生きるということを描いたストレートな作品です。
生という概念を理解することのできる絵本とともいえるかもしれません。
絵も独特で、水彩の落ち着いた中に、どことなく荒々しい感じがあります。
読み聞かせとしても、聞きやすい分量で、聞いた子供に何が残るか興味深い本です。
猫好きには、猫の本質をとらえているような内容で、こんな猫が身近にいそうとか、
今この世界のどこかでこんな猫がいるかもしれない、、、とおもいをはせることができる絵本です。